FortiMail向けのファームウェアver.7.2.7を弊社よりリリースいたしましたのでご案内いたします。
1. 対象製品
FortiMail
2.バージョン
ver.7.2.7
3. 入手方法
ファームウェアやリリースノートは以下のURLからダウンロードすることができます。
FortiMail ver.7.2.7
http://ft-wiki.znw.co.jp/firmware/fortimail/7_0/7.2/7.2.7/
ダウンロードにはログインID、パスワードが必要となります。
ログインID、パスワードをご存じないお客様はお問合せください。
ご利用のファームウェアによって段階的なアップグレードが必要となります。
リリースノートの Firmware upgrade and downgrade にてアップグレードパスをご確認ください。
アップグレードパスに必要な各バージョンのファームウェアは以下のURLからダウンロードできます。
FortiMail ファームウェア
http://ft-wiki.znw.co.jp/firmware/fortimail/
事前に検証を実施いただき、問題がないことを確認したうえ本番環境へのアップグレードを実施してください。
4.注意事項
1)SSH接続について
SSH接続時の鍵交換アルゴリズムのセキュリティ強化が実施されております。
この変更により、
TeraTerm(ver.5含む)を利用したSSH接続はできなくなっております。
(TeraTermが未対応のため)
接続試行をしますと、以下のようなメッセージが表示し接続はできません。
------------------------------
unknown KEX algorithm:
sntrup761x25519-sha512@openssh.com,curve25519-sha256,curve25519-sha256@libssh.org
------------------------------
PuTTYなどの他のターミナルソフトウェアやWindows10のCLI操作でのSSH接続をご利用ください。
接続ツール(例)
・PuTTY(最新バージョン)
・FortiOS ver.7.4.1以上、ver.7.2.7以上 CLI操作
・Windows 10 CLI操作
※PowerShellを利用しますと操作ログを記録することができます。
・Linux CLI操作(OpenSSH 7.4)
2)推奨動作モードについて
ゲートウェイモードでの利用を推奨します。
3)NAS接続について
通常はNFS v3での接続を推奨します。
(Autoやv4ではMailboxの参照上の問題が発生することがあるため)
4)WebMailについて
WebMail機能におけるスタイルの処理方法が旧バージョンと違う場合があります。
サーバーモードの利用は推奨しておりませんが、アップグレードの際にはWebMailの動作を事前に
ご確認のうえアップグレードをご判断ください。
5)コンテンツプロテクション動作
Thnuderbirdのメーラーをご利用時、HTMLの削除等で正しい動作とならないことがあります。
Outlook等のメーラーでも動作をご確認ください。
5.技術情報について
メーカーのドキュメントにてご確認ください。
また弊社サポートサイト、エンジニアポータルサイトにも情報を掲載しております。
以 上